【コンプライアンス違反と再教育】業績1位のセールスマン。ただし、生活は派手。
営業成績が良く、年収も1,000万円を超えると、生活が派手になり、すべてが自由になってきます。
この自由というのは、勝手な行動をするという意味です。
年収が上がれば上がるほど、自分に厳しく、手本となる人間にならないといけません。
一度、派手な生活が始まると止まらなくなります。事件・事故が起こらない限り、際限がなくなってしまいます。
だから、会社もお金を渡すだけでなく、再教育が必要です。派手な方は、どこかで問題を起こすからです。
単に、営業成績の評価だけでお金を渡すとこいうことが起こります。数字だけを追いかける会社にしないこと。それが大事です。
人としてのあるべき姿を教えることができる会社が素晴らしい会社です。売上や利益が高い会社ではないです。
人生を狂わせないように、会社も注意して指導教育すべきです。
それが現実に起こっている課題です。
【飲食店のコンプライアンス違反】管理職の勤務状況、誰がチェックしていますか?
自由な服装で出勤。
ランチが終わると、洗い物はそのまま。ディナー出勤のひとがやる仕事?
ランチ後の休憩時間は、店内で寝る?
所用で外出すると帰ってこない?
休憩時間は、自由に使って良い?(パチンコ店に行く人もしばしば。)
打ち合わせと言って、外部の人との食事時間が長い。
朝礼をやっていない。
開店時間に店が開いていない。
掃除をしていない。
これらは、ほんの一部です。今まで様々なものを見てきました。
店長になれば、権限が与えられ自由?
これでは、困ります。一社員の時よりも襟を正して欲しいです。
さて、店長や管理職の方の勤務状況、誰がチェックしていますか?
よくあるのは、スタッフから本部への一本の電話です。それまで、誰も気付いていません。
防ぐ方法は?
抜き打ちで、社長・本部から電話を入れて下さい。これが一番効きます。
また、細かくやってはいけないリストを作って、教育すること。
(これは、弊社がよく作って指導教育を行っています)
当たり前のことができていない。悲しいです。
ちょっとでも不安なことがあれば、すぐに手を打って下さい。
【決めたことができない・続かないというコンプライアンス違反】なぜ決めたことができない?
例えば、会社としてブログやメルマガをやることになったが、数週間もすると止まっています。必ず輪番で書くことになったのにやっていない。
実は、このことは重要です。企業の再生や立て直しが必要になっている会社の特徴だからです。
何をやっても続かない、やらない。そういう体質がどこかできています。
自分たちでやると言ったのに、いつしかやらなくなっています。
仕事が増えるのが嫌?
反応がなかったからやめた?
自分たちで勝手に判断して中止されたら困ります。それにお客様には、やると宣言しているのに止めると、信頼感がなくなってしまいます。
この決めたことをきっちりとやるということ。
必ず守ること。良いプレッシャーを感じながら、やって欲しいです。
経営の課題は、この体質を変えることからです。
注意して下さい。
【過度な付き合い方をするというコンプライアンス違反】出入りの業者の方との付き合い方
出入りの業者の方と仲良くなるのは良いことです。ところが、度を超すとおかしくなります。
モノをもらったり、食事をごちそうになると、便宜を図ってあげたくなるものです。
また、一緒にゴルフに行ったり、スポーツなどをすると、心が揺れます。
節度ある付き合い方をする。
これもコンプライアンス規定などに入れ、指導教育することが大事です。
これが順守できなくなると、出入りの業者の方に逆に要求するようになります。それも会社のための値引きなどではなく、個人に対して要求し出します。
こういう問題が発覚すると、あの会社はそういう会社だったんだと評価を落とします。
だから、やってはいけないことをはっきりと会議などで伝えて下さい。
わかっているだろうではダメです。はっきりと言葉にして言うこと。明記したものを渡すこと。
綺麗なお付き合いをするよう心掛けて下さい。それができなくなると会社はおかしくなっていきますので注意して下さい。
【内部情報漏えいというコンプライアンス違反】外部の人に会社や社長のことを話す
外部の人に会社や社長のことを話す人、社内におられませんか?
何気ない会話から、徐々に話が進み会社の内部のことを話してしまう。
気を付けて下さい。厳禁です!
それと、会社や社長、社員の悪口を外部の人に絶対に言わないこと。
会社の信用を落とします。
外部の方との会話には、言って良いことと悪いことがあります。どこまで良いか、それも会社が一度説明してあげるのが良いです。
あの人、うちの会社のことを良く知っている。なぜ?
それは社内の誰かが、情報を漏らしているからです。
注意しましょう!
【逆に信頼を落とすコンプライアンス違反】他社批判・他社商品の批判
自社をアピールため、自社商品の良さを知ってもらうため、他社や他社商品が劣っているような話をしたり、批判すると逆に信用を落とします。
最もいけないのは、自社のことは言わずに他社を批判して自分を上げようというような話し方です。
聞いているとあまり気分が良くないです。
本人は売るために必死なのかもしれませんが、それがビジネスマナー違反になっているかもしれません。
営業成績を上げるためには、何を言っても良いとうことはないです。節度ある話し方、真摯な姿勢が大事です。
このことも一度会議などで伝達した方が良いです。
お客様から良くない話し方をしていたと会社にクレームが入る前に対処して下さい。
批判をしても自分の評価は上がりません。