【パワハラ・セクハラ問題】パワハラ・セクハラは、うちでは起こっていません
そう断言できますでしょうか?
女性の方が、パワハラ・セクハラを受けていると思えば、起きていることになります。表面に出て来ていないだけで、どこでも起こっている可能性が高いです。
また、なかなかそういうことが起っていることを勇気を出して他人に言えないものです。
だから、会社として、組織として、こういうことをしてはいけないというアナウンスをしたり、勉強会・説明会を行って下さい。
それと、問題解決の窓口を設置すること。普通は、総務部になるのですが、新たに設置しても良いです。
直接、悩みを相談に来る人は少ないですが、匿名の投書があります。そこで、問題が発覚するというパターンが多いです。
会社・組織を守る上でも、そういう窓口は大切です。
うちでは起こっていないと考えるよりも積極的に問題を解決するには、どうすれば良いか考えること。
また、規定作成なども考えてみて下さい。問題が大きくなってからでは遅いです。
パワハラ・セクハラは、どの会社でも大きな課題になっています。
【組織人としての仕事の仕方】自分の仕事はするが、会社・組織の仕事をしない。手伝わない。
たまに、会社や組織の仕事をしない人がいます。みんな、協力しているのに、自分だけやらない。だれかがやあるだろうといった感じ。
こういう協調性のない人がいると、組織はおかしくなってきます。手元にある仕事だけをすればそれで良いというようなことがないように指導教育する必要があります。
また、良い社風を作ること。何かあると、全員が手伝う。
それが、大事です。
いつまで待っても提出物が出てこない。やっと出てきたものは、がっかりするレベル。
そんなこと起こっていませんか?
外からは見えませんが、大きな問題です。
協力体制がある組織、それを作って下さい。
【絶対にやってはいけないコンプライアンス違反】お客様を怒らせる、喧嘩して帰って来る
ブログに書くまでもないですが、お客様を怒らせる、喧嘩して帰って来てはいけません。
会社や上司の方は、なぜお客様を怒らせたのか?喧嘩になったのか?それを聞いて確認して下さい。
当然、先方にはお詫びに行かなくてはなりません。先方の言い分も必ずすべて聞いてきて下さい。
さて、次は社内における会議・ミーティングです。お客様を怒らせる、喧嘩して帰って来ないように厳重注意です。また、お客様を怒らせないための対処法や考え方・行動の仕方なども具体的に指導教育を行って下さい。
さらに、できれば賞罰規定・コンプライアンス規定を設け、こういうことが起こった場合の会社としての対処策も考えておいて下さい。
規定がないと、今回だけは・・・と言ってそのままになります。
やはり、会社に規則は必要です。
規則で縛りたくはないですが、この手の相談、結構多くなっています。
是非、注意して下さい。
【従業員教育におけるコンプライアンス違反】社長のことを知らない
社長は、何歳ですか?
出身はどこですか?
趣味は何ですか?
車は何を乗っていますか?
社長の好きな言葉は何ですか?
社長の好きな色は何ですか?
社長の好きな食べ物は何ですか?
こういうことを聞いても答えが返ってこない場合があります。また、社長に関心のない人もいます。
社長に興味がないということは、会社に対しても興味がないということです。
これでは、業績は上がりません。まず、社長のことを教えて下さい。そうしないと、外部の方に対しても正確な情報が伝わりません。
社長の次は、会社のことです。
創業した年。
従業員数。
役職名。
営業の人数。事務スタッフの人数。
事業の内容。
会社の住所。
電話番号。
FAX番号。
えっ!こんなところから教えるのですか?という声が聞こえてきそうですが、一度確認してみて下さい。
意外と出てこないです。
知らない人が悪いのではなく、教えていなかった社長・会社が悪いのです。
是非もう一度、チェック・確認して下さい。
【現実に起こっているコンプライアンス違反】雑用しない人
雑用を全くしない人、いませんか?
通常業務はやっても雑用だけはしない。逃げる。
そうすると、周りから信用されなくなります。
できる人ほど、率先して雑用をし、周りが仕事がしやすいように組み立てられます。
役職が上がっても、管理職になってもこのことは大事です。
そのことを社長も会社も見て下さい。
カッコ良い仕事だけするという社員が出てこないように注意して下さい。
【部下指導におけるコンプライアンス違反】社長の言う通りしない。自分のやり方を部下にさせる。
そんなことが起こっている?と思うかもしれませんが、社長の考えている通りにやらない。自分のやり方を部下に指導しているという場合があります。
部下も困惑。本当に困ってしまいます。
どちらの言うことをやれば良いのか・・・
しかし、社長の言う通りにやらない人は、要注意です。これが常態化すると、組織を維持できなくなります。
それと、必ずこういう人がいると、クレームが発生します。しかし、会社の指示通りやらなくて、クレームが発生した場合、対処に困ります。
そういう人が出てこないように、しっかりと日々教育を行って下さい。
店舗の場合なども時折抜き打ちチェックをしたり、従業員の方の個人面談を行い、状況を把握して下さい。
うちの会社では、そんなことは起こっていないと思わないこと。
どの会社でも起こっている、やっかいな問題です。
【実際に起きているコンプライアンス違反】報告しない。隠す。
会社や社長、上司は気づいていないかもしれません。社員は、すべて隠さずに報告しているものだと思っておられます。
しかし、突然、大きなクレームが起きます。その時、調べてみると、報告されていなかったことがいくつも出てきます。
こういうことが、起こらないように気を付けないといけません。また、従業員任せにしないこと。こっちから聞いて、確認しないと、すべてを報告するということはないです。
特に、都合の悪いことは報告しません。隠します。それが積もると、どこかで良からぬことが発生します。
それとよくあるのが、上司の方が怖いので、言えないという場合です。そうすると、間違いや失敗した時、報告しなくなります。だから、上司の方のあり方も大事です。怖い顔をして、いつも怒っている。そういう人には、報告は上がりません。
隠ぺい体質。
これを絶対に作らないこと。
そのためには、社長の声掛け運動から始めて下さい。
中小企業は、それが一番大事です。
社内を歩き回り、社員の行動をチェックする。
また、社長が来るのを楽しみにされているくらいになって下さい。
社風改善は、社長からです。