就業規則対策室 ~ななお社会保険労務士事務所~

~社員に愛される会社づくり。会社を愛する社員育て~ 大学卒業後、大手学習塾、大手人材派遣会社に勤め、出産により退職。育児奮闘中の2007年に社会保険労務士試験合格、2009年東京にて開業し、就業規則作成専門サイトを立ち上げ全国から依頼を受けていました。 2010年、姫路に事務所を開設してから後は、多くの中小企業の労務管理に携わってまいりました。 就業規則作成の過程で会社のさまざまな問題を洗い出し、コンサルティングを行いながら解決する就業規則コンサルティングが大好評です。

【労働時間に関する労務問題】私はいつも就業時間の1時間前に仕事をしていますが、これは給料に反映されないのですか?

社員であってもパートさんであっても、労働の対価として会社は賃金を支払う義務があります。

 

ただし、常識的な範囲というのも実際にはあります。就業時間の5分前には仕事がスタートできる体制を作り、朝礼に参加する。これが、普通のあり方だと思います。

 

ところが毎日、30分や1時間、仕事をしているというのは問題有りです。そういう場合は、必ず社内調査を行って下さい。会社の指示なのか、上司の指示なのか、個人の判断なのか、それを調べる必要があります。

 

早く出てこないと仕事が終わらない。そこで、責任感の強い人は、徐々に早く出て来て、仕事を終わらそうとします。しかし、その実態を会社は把握していません。でも、もし事故などが起きたら大変です。また、体を壊されるかもしれません。

 

まぁいいだろうではなく、1年に1度は実態労働時間の調査をすべきです。嘘の報告がないようにきっちり本人の口から状況を聞いて把握して下さい。

 

夜の残業チェックはされていますが、朝の就業時間外の労働はチェックされていない会社が多いです。

 

朝早く出て来てやらないと、本当に仕事が終わらないのか?

仕事のあり方も含めて見直す必要があります。

 

是非、実態調査、行って下さい。

 

 

 

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