就業規則対策室 ~ななお社会保険労務士事務所~

~社員に愛される会社づくり。会社を愛する社員育て~ 大学卒業後、大手学習塾、大手人材派遣会社に勤め、出産により退職。育児奮闘中の2007年に社会保険労務士試験合格、2009年東京にて開業し、就業規則作成専門サイトを立ち上げ全国から依頼を受けていました。 2010年、姫路に事務所を開設してから後は、多くの中小企業の労務管理に携わってまいりました。 就業規則作成の過程で会社のさまざまな問題を洗い出し、コンサルティングを行いながら解決する就業規則コンサルティングが大好評です。

【病院・診療所の再生・立て直し】募集・採用条件の統一

一番気になるのが、個人面談やアンケート調査で、後から入った人の方が給料が高いという問題です。

 

何とか人員を確保したいため、徐々に給料が上がっています。それも他の職員との調整を行わず、単に上げているだけ。

 

また、募集・採用広告についてもバラバラ、新しい雇用条件を発表した場合、他のすべての広告も見直さないといけません。

 

それに、ネット広告の場合、修正等というのがなく、一度掲載したものはそのままになっています。

 

本部や総務部が、募集条件をチェックし、職員が納得の行く給料にすること。

給料は一番大事なことです。指摘を受ける前に、改善しましょう。

【住居環境の整備と課題】社宅をどうするか?

手を入れて、再利用するか、利用を止めるか?

 

今の若い人たちは、社宅を好まれません。自分で済みたい住居を探されます。そのため、社宅の入居率が下がっています。

 

社宅も老朽化し、耐震工事や手を入れなくてはいけなくなっています。さて、どうするか?

 

再投資のことを考えると手が出せません。また、利用を止めると、その後どうするかです。

別の利用方法を考えるのか?

更地にして賃借するのか?

 

いろんなシュミレーションが必要になってきます。

 

また、社宅利用を止めた場合は、今まで入居されていた社員の方には、住宅手当を支給することが望ましいです。

 

社宅、頭の痛いところです。

 

昔は、社宅がある会社というのは魅力的でしたが、今は会社の負担が大きくなっているだけ。

 

いつか決断が必要な気がします。

 

 

 

 

【現実に起こっている労務問題】給料が高く、福利厚生が充実しているのにまだ不満

給料が高く、福利厚生が充実しているのになぜ?と思うかもしれませんが、不満があるようです。

 

職場内にパワハラやセクハラが起こっていたり、職場環境が悪かったり、コミュニケーションが上手く取れていなかったりと、お金や福利厚生以外の部分で多くの問題が起こっている可能性があります。

 

ところが、会社はさらに満足度を高めようと、給料を上げたり、福利厚生を良くしたりします。

 

問題の解決ができていないのに、こういう部分で対処しようというのは良くないです。

 

何か違っているような気がします。問題・課題を洗い出し、それを分析することが大事です。

 

不満を感じている社員の声を聞く。それが先です。

 

 

【後継者の決断・育成】5月の連休中に後を継ぐ意思があるかどうか確認する

顔を合わしても会話がない?

そのうち、継いでくれるだろう。

学校を卒業するまでは、好きにさせてやろう。

 

ところが、実際、学校を卒業して家業に入っても、目標もなくただ仕事をしているだけ。

経営者になるという強い気持ちが見られません。

 

これが、現実です。できるだけ早い段階で、経営者になることを教え、育てること。

小学校低学年の時から、そういうふうに教えられる方もいるくらいです。

 

学校卒業を待つのでは遅いです。

学生時代から、後継者として育ててあげて下さい。当然、サラリーマンではないので、年中無休で仕事をしたり、各種会合に参加させて下さい。

 

みなさん、教えるのが遅かったとおっしゃいます。そのため、ギャップを埋めるために私に教育依頼が来ます。

 

でも、なかなかそのギャップは埋まりません。

 

だから早めに親子会議を行い、決断させて下さい。

 

 

 

 

【店舗運営におけるコンプライアンス違反】店長がお気に入りのスタッフを自分と同じ勤務時間にシフトを入れる

シフトは、店長の自由にしていると、良からぬことが起きます。自分のお気に入りのスタッフを自分と同じ勤務時間にシフトを入れられます。

 

それエスカレートすると、営業時間後の大きな問題に発展します。

 

なぜ、こんなことを言うかといいますと、実は数多くクライアント先で起こってきたからです。

 

だから、店長も長く3年でローテーションです。女性問題などが起きないように、会社も配慮して下さい。

 

無事ゴールインというのは良いですが、問題発生は要注意。

 

それと、夫婦で同じ店舗に勤務しないこと。

例えば、人時生産性が評価項目に入っているため、奥さんに無休勤務でシフトに入らせるというようなことが起こるからです。もし、事故でも起きたらたいへんです。

 

こういう細かいところまで見るのが、労務管理です。社長一人の目では、行き届かないです。是非、人に関する情報が本部に上がるようにして下さい。

あるいは、定期的に面談・面接を行って下さい。

【人としてやってはいけないこと】あいさつをしない。目を合わせない。

よく、ネット上に書き込みされています。おそらく、かなり酷かったのでしょう。書き込みをするというのは、本当に気分を害するくらいのことがあったのだと思います。

 

それも最近、若い人だけでなく、年配の方でこういう行動を取る方が増えています。知らず知らずにやっているのかもしれませんが、危険です。

 

人はどこで判断されるか?

それは、あいさつです。

 

接客などをしている場合も目を合わせて、行うこと。これをしないと大きなクレームになります。

 

気持ちの良い挨拶が誰にでもできる。これが、人としての最低条件です。

 

周りにそういう人がいたら、注意してあげて下さい。

 

 

 

【人事部門のあり方について】人事業務を甘く考えない。人事業務とは、サービス業という認識を持つ。

人事部門のスタッフは社員は顧客であるという認識で業務を行っていますか?

 

えっ?サービス業?と思うかもしれませんが、それくらい社員・従業員に対して満足度を上げることを考え、実践しないと会社は良くならないということです。

 

お客様・顧客なら、少しでも良いサービスをしようと必死になるはずです。ところが、社員や従業員には、任せっきり。何か意見が出てきたら対応するといった感じ。

 

これでは、人事部門の役割を果たしていません。

 

積極的な人事部門。人事部門が主になって改善・改革を図ることが大事です。

 

会社は、人次第です。モチベーションが上がる仕組み、職場環境を作ること。また、人事部門が機能していますか?

 

人事部門のあり方、見直した方が良いかもしれません。

 

人事部門がしっかりしている会社が理想です。

 

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